公益社団法人長井教育会 は、大学生等への奨学金の貸与・地域の文化振興支援を活動の柱にして活動しています。 | |
〒993-0011 山形県長井市館町北6-27 長井商工会議所内 ℡0238-87-0633 FAX0238-87-0645 Mail: nagaikyouikukai@jan.ne.jp 写真提供 やまがたアルカディア観光局 |
理事長挨拶 | ||||||
理事長挨拶 | 目的・歴史 | 公益社団法人長井教育会 蒲生 直樹 | ||||
会規・会則 | 事業・予算 | |||||
情報公開 | 役 員 | 本会の設立は、昭和52年にまで遡ります。県政百年に当たるこの年、長井市当局と市内の有識者が語らい、長井市内に生まれ住む若者の育成・支援を目的として設立された組織です。 会報第一号に掲載された設立趣意書では、戦後の高度経済成長の一方で地方の弱体化が進み、今後は経済の低成長時代を迎えて教育格差が拡大するとし、これからのまちづくりには、「伝統を生かし新しい郷土を創造する若い優秀な人材の育成」が欠かせないとして、奨学援護を主とする育英事業の必要性を訴えています。 趣意書では同時に、本会は単に奨学金貸与事業を行うために設立するのではなく、「我々自身の愛郷心を行動によって具現しようとする一つの運動」なのであり、「長井市民としての連帯感を高め、利己的閉鎖的な偏狭を嫌い、協調と親和感の上に愛郷運動を作興したいという念願」を込めたものであるとしています。 ここには、子どもを地域の宝として、この地のみんなで育てようという、アメリカ型の「自助の精神」とは対極をなす発想があり、「公教育」重視の気風とも相俟って、長井の風土に似つかわしいように思います。そしてまた、この愛郷の思いは、長井に生まれ、豊かな自然と周囲の人々の暖かな眼差しに育まれた子ども時代を経て今があるとして、日頃故郷への感謝の思いを口にした2人の名誉市民、彫刻家長沼孝三先生の「長井の心」や法学博士孫田秀春先生が母校西根小学校に建てた「愛郷の碑」にも通底するものであります。 44年前、設立趣旨に賛同して集まった長井市民860名の後押しと、県政百年を記念した交付金及び市民から寄せられた浄財805万円を基金とした奨学金貸与事業は、一名の奨学生の選考から出発します。そして現在、会員数1363名、採用した奨学生296名。基金をもとに奨学生に貸与した奨学金は次の奨学生を支える資金となり、先輩奨学生が後輩の奨学生を支える、言わば「愛郷」を礎とする仕組みとなって、その永続性が担保されています。 今、奨学生に応募する生徒達の多くは、卒業後は長井に戻り、故郷のために働きたいと言います。彼らの、この愛郷の思いを嬉しく思うだけに、私たちはどう応えることができるか。今後の大きな課題と考えるところであります。 |
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