未来戦隊タイムレンジャー TOPへ戻る 機動部隊とその記録へ戻る
オリジナルビデオ 未来戦隊タイムレンジャーVSゴーゴーファイブ
ようやくみることが出来ました、オリジナルビデオのVSシリーズ。タイムレンジャーが終わって随分たつので、結構懐かしく見てしまいました(笑)。毎年の事ながら、二つの異なる戦隊の魅力を十二分に出しつつ、話を盛り上げていく展開はお見事ですね。実際45分が短く感じました(OPなどがあるので実質ドラマ部分は40分しかないんだけれども)。
まず感想としては、マトイって強い(濃い?)キャラクターだなぁ(笑)、と。何でもかんでもピンチになれば、「気合いだぁっ!」だし、しかも、これがまわりに伝染するんだ、これが(笑)。竜也も「気合いだぁっ!」って言ってたし(笑)。そういう意味では、ちょっとキャラ負けしてたかな?とはいえ、全くキャラの違う、(イエロー&グリーン)×2、は面白かったですしね。ドモンとダイモンなんか名前も似てるけど二人で「はいーーっ!」って向かっていったり(これはドモンの気合いが移ったのかな?)、クールなショウに天然のシオン、直接的な絡みはなかったけど、全く違うグリーン同素の戦いも良かったです。また、キャラがかぶってる(ブルー&ピンク)×2、はブルー同士がカッコつけていがみ合ったり、ピンクのお色気攻撃(と言っても、ウインクしただけなんですが……)と言うお約束もあったり(笑)と、面白かったですね。特に、ナガレの得意な二丁拳銃を久々に見て、「ああ。そういえばこういうので個性を出していたな」なんて思い出したり。
あと、これは仕方ないのかも知れないんだけど、直人ことタイムファイヤーの影が薄かったのがちょっと残念かなと。なんか、みょーに、素直なのが気になりました(笑)。少しくらい口をへの字に曲げて「はぁ?まあ、なんだかわからんが協力してやるぜ」位のひねくれっぷりが欲しかったです。ほぼ、モンドとタックのいいなり(笑)。ラストシーンで竜也とハイタッチしたり、ふざけてケンカ始めたりするのは、ちょっと違うかな?って感じましたが、特別編だし、マトイが止めに入ったりしておかしかったので良しとしましょう(笑)。
他にもおかしかったところは、やっぱりモンド父さん!息子達のピンチに突然バイクで駆けつけ、ライダースーツを投げ捨て、そのあとにヘルメットを取る。オイオイ、ふつー逆でしょ?みたいな(笑)。さらにゴーゴーブレスを取り出すのもポケットから二つ、胸元から一つ、何故か背中に一つ(?)、マトイのはなんと靴下から(笑)。大ぼけっぷりは相変わらずで(笑)。
敵側の方も間抜けな感じで、以前逮捕した囚人達の兄とか姉とか叔父とか、又従兄弟とかまではまあいいんですが、ブラスターマドウの隣人って、あんたそれは家族じゃないじゃん(笑)!とか。ピエールも(この日のために、生きながらえたんでしょうが)様々なカードを使って、GGV&TRを苦しめるのですが、そんなカードは1年前に使っとけよ、みたいな(笑)。
そんなこんなで、ツッコミどころ満載のオリジナルビデオ。見て損はしませんよ。
P・S 来年はきっとリラがなんかしてくれるでしょう(笑)。
Case File.50 無限の明日へ
ついに明かされるリュウヤ隊長の真意!20世紀が消滅する正しい歴史と、30世紀が消滅する間違った歴史。どちらの歴史でも変わらない自分の「死」。その運命を変えるために彼は、TRを生かし、ギエンを救い、直人をTFにした……。「自分の運命を知り、それを変えられる手段があれば誰だってそうする……!」彼のことは誰が責められるだろうか?そして、彼も運命から逃れることはできずに「死」を迎える……。
真の黒幕とも言えるリュウヤ隊長の死。ある意味、大義名分を利用した、非常に個人的なことで歴史を大きく左右することとなった彼はやはり運命は変えられなかったのか?何が正しくて、何が悪いのか?
そしたら、結局自分たちの信じた道を進むしかないですよね。たとえ「運命」は変えられなくても、自分たちの「今」の行動の果てに「未来」があるのだとしたら、それは納得のいく、受け入れられる「運命」ではないでしょうか?今の自分に、未来のことは正確にはわからない。ならば、後悔しないよう今を精一杯生きていくのが、一番よい未来を作っていくことになるのでしょう。竜也もそういう思いで、浅見を受け入れられる自分に変えていく、第一歩を踏み出していったんじゃないかと思っています。きっと、千年後の仲間のために今を精一杯生きていくのでしょう。
さて、こっからは話を変えて。
それにしても、そういう関係なんだろうなぁ、と思っていたら、やっぱり。といった感じのドモンジュニア!うーん、あまりにもベタベタしてるから、大人の関係なんだろうなぁと思ってはいたけれど(笑)。よかったね、ホナミちゃん!パパはタイムイエローだよ、世界を救ったんだから!って、自慢できるぜ!
浅見会長もよかったです。「あれは私の息子だからな……」。くうぅ〜!親父の貫禄というか、なんだかんだいっても親子なんだし、よく分かってるよあいつのことは!ってかんじです。
そして、最後まで、運命にもてあそばれた男、ギエン。タイムレンジャーも結局この男を救うことはできませんでしたね。ラストはドルネロのことを思い、音を立てて崩れてしまいました。大消滅を救った爽快感はありますけど、一方で、このギエンとかリュウヤ隊長のことを考えると、虚しさも憶えちゃいますね。
最後のエンドロールで、仲間達の面影を、道行く人に追ってしまう竜也。彼らの幸せそうな笑顔が竜也の未来を作る原動力になっていくのだと信じています。
一年間ありがとう!タイムレンジャー!!
Case File.49 千年を越えて
4人が目を覚ましたのは21世紀から1000年後の31世紀。自分たちがいた時代。しかし、一年前とは違う31世紀。ユウリの家族は生きており、ドモンはいつでもグラップの世界に変えることができ、アヤセのオシリス症候群も不治の病ではなくなっている。自分たちにとっても歴史はよい方へ修正された。……しかし。
一方、押し寄せるゼニット軍団と果てしない戦闘を繰り広げる竜也。瀕死の直人を抱えながら何とか抵抗しているものの多勢に無勢。緊急避難所で「力を追い求める先」に何があるのか?と問う竜也に対して「おまえは力から逃げているだけだ」と答える直人。違う人生を歩んできたはずの彼らの結論は「結局俺達は同じ」だった。同じであるからこその近親憎悪、未来の見えていなかった二人。
「今更生き方は変えられない、後悔もしていない」という直人に、竜也は答える。「俺は変えるよ」明日を変えるために戦ってきた竜也の決意。それが死期を悟った直人には、ちょっとうらやましく、憎らしかったんじゃないでしょうか?
さて、直人の最後のシーン。……衝撃でした。女の子の逃がした小鳥を捕まえようとする直人。ふらふらと追う様は、まるで、一度逃がした「力」を取り戻そうとするがごとく。その背後に迫る一体のゼニット。凶弾が直人の体を貫く……。「力」を追い求めた男の結末、それが「死」であるとは、あまりにも悲しい結末です……。「浅見、おまえは変えて見せろ」と、「同じ」竜也に「未来」を託し、事切れる直人。これほどまでに強烈に、鮮烈に駆け抜けて逝去するヒーローというのは見たことがありません。……繰り返します、衝撃でした。
そして、そのシーンとリンクする、リュウヤ隊長の不審な行動。基本データを書き換えた事により、直人は死んでしまったのか?タックを処分したり、まだまだ謎の行動の多いリュウヤ隊長。このままでは終わらない様子。
このままでは終われないのは31世紀に戻った4人も一緒。21世紀に残った竜也を助けるため飛び出していく。もう、この辺の行動は理由とかないんでしょうね、衝動のみ(笑)。それだけ強い思いが伝わってきます、自分のことなんてどうでもいい、とにかくいても立ってもいられない、という感じです。
単身DVディフェンダーを振りかざし直人の分まで戦う竜也。いよいよ最終回です!
Case File.48 未来への帰還
ついに明らかになった大消滅の秘密。それは時空をむしばむ性質を持っていたλ2000。そしてその高密度なλ2000を持つギエンとブイレックス。全てを破壊するために暴れまわるギエン。それを止められるのはタイムロボがいない今ブイレックスしかいない。しかし、2体が戦えば戦うほど広がる時空のゆがみ。もう大消滅は止められないのか?
ものすごい複線だったλ2000。まさか最後まで絡んでくるとは思いませんでした。なるほど、それで、TF&ブイレックスのデータが消去されていた理由や、ギエンを生かしておく理由も判明しました。この2対が戦うことによって大消滅が起きないと30世紀は救えなかったわけですね。
そして、修正された未来へ無理矢理4人を送り返す竜也。大切な人や大切な仲間達を守るために出した竜也なりの結論。ユウリの心に空いた穴を埋められるものが未来にあると信じて。突然の、強引な別れにそれぞれの思いが爆発する4人。しかし、時間飛行体は未来へ向かって飛んでいく。
ホナミに「自分は大丈夫だから、30世紀を守ることを忘れちゃダメ」といわれながら、この時代も守りたいドモン。
寡黙ながら、この時代を守りたいとう意志の堅いアヤセ。
生まれ故郷はもう無く、この時代が故郷になった以上なんとしても守りたいシオン。
そして、ユウリは……。愛する人のいない30世紀に戻っても彼女の心の穴は埋まらないでしょうにね。
逆に運命から逃れることはできないのか?今日死ぬことになっているブイレックスの操縦者。浅見会長に再びシティーガーディアンズを奪われ、ブイコマンダーさえも……。ついに「力」を剥奪された直人。その行き着く未来は?そして、女の子を助けるためにゼニットの凶弾を受ける直人。歴史通りに死亡してしまうのか?
「変えられない未来はあっても、俺達の明日くらい………」
変えられるのでしょうか?時空のゆがみが広がる中、二人のレッドは……。
Case File.47 ドンの最後
ついに描かれるドルネロとギエンの対決!今までカネに生きてきたドルネロが、最後の最後で情に流されるとは……。人情味のある親分肌のボス、ドルネロ。今までのボスとはひと味違った彼のキャラクターが、十二分にでていたと思います(前作のGGVのラスボスが親子の情すらなかっただけに)。また、カネに生きてきた彼にでも、金でも買えないもの、「心にぽっかり空いた穴、こればっかりはいくら金をつぎ込んでも埋まらない」この台詞は、ドルネロだからこそ説得力のある言葉でした。うーーん、大人だなぁ、ドルネロ。そして、最後まで気にかけていたのは圧縮冷凍したファミリーやいつも側に置いていたリラのことでしたね。親分らしいですわ。らしいといえば、リラも「らしい」でしたね。
そして、そのドルネロを追うためだけに生きてきた女、ユウリ。ドルネロを逮捕し、その罪を、自分の家族を奪った罪を償わせるために、時空を越えてまで追ってきたのに。殺した家族のことは憶えていない、しかも、目の前で死んでしまう。いいようもない虚しさ、やりきれなさが伝わってきました。「先の見えないものを追い続けた結果」それはあまりにも、虚しい結果。そんな個人的な感情など、押しつぶしてしまうかのごとく押し寄せる、2001年の大消滅。その原因となるのはλ2000?!
その大消滅をTRは止めるのか?未来を変えるために戦ってきたTRは30世紀の「未来」と、21世紀の「今」と、どちらを選ぶのか?いよいよクライマックス!
オッとそういえば、珍しく自分の予想が当たってしまいましたよ。ギエンがラスボスとは。また、ドルネロの「死体」が残るというのも以外でした。ここまで「死」を強調するとは思いませんでした。いつもなら、爆発か消滅してるところですよね?結構衝撃です。
Case File.46 時への反逆
せっかく修理が終わったのに、タックが家出。自我を持つロボットっていうのも大変だねぇ。データを提供し、的確な判断を下すのが役目のナビゲートロボ、タック。そのデータ自体にリュウヤ隊長の思惑が込められていくことにショックを受けるタック。データに意図的な修正を加えられ、自分の存在意義が揺らいでしまうタック。今まで、迷うことなくTRを導いてきたタックに初めて動揺がはしる。
サポートロボに限らず、戦隊ヒーロー達の牽引役の話って珍しいですよね?その中でも特にサポートロボがこんなに悩む話って見たことありません。前作GGVのミントは悩むほどの自我は持ち合わせていなかったし。これだけ5人を導いてきたロボというとファイブマンのアーサーG6以来かな(げ、もう10年も前か)?すごいね、30世紀!ここまで来ると、人間を作っているといっても過言ではないのかも。
さて、こんなにも自分への自信をなくしたタックを分かってあげられるのは、やっぱりコンピュータが得意分野のシオン。ここで、初!シオンが説得!つうか説教(笑)!話してる感じがちょっと竜也とダブったり。やっぱり影響されてるんだなぁ、と実感。ナビゲートロボだからじゃなく「仲間」だから助けたい!そんなシオンの叫びでした。
で、時への反逆をしたのはTRじゃなくて、タックだったというお話。それにしても、家出したり、自殺して意志を貫いたりするロボットってすごいよね?まあ、ロボットが犯罪者として刑務所に入れられるくらいだからねぇ、やっぱロボットの人権というやつも確立してるんでしょうね。しかし、タイムロボの発進を許可してもらえないTRはこれからどうなるのか?やっぱ、TFの援護するしかないのか?
TFといえば、ついに滝沢直人の造反!以前公言していたシティーガーディアンズいただき計画はまんまと成功!このまま浅見会長は黙っているのか?
そして今週の気になること!あのラストシーンを見てると、2001年の大消滅はどうもギエンが起こすのかな?そうすると、そのためにリュウヤ隊長はギエンを生かした、と。大消滅を防がなければこの時代の人々は守れない。しかし、防いだら、自分たちの30世紀が変わってしまうかもしれない。そんな二律背反を背負って戦えるのかTR?でも一番気になるのは、来週ドルネロ死んじゃうの?ってとこ!
Case File.45 終末!TR
ついにでたー!OP英語バージョン!ということは総集編って事ですね!
実は、大赤字だった?最近戦闘続きだったモンねぇ。全財産を見つめながら、これまでを振り返るTR。
まずは竜也、ユウリ、シオン。突然の出会いから、激動の今までを。
ドモン&ホナミ。うわーん、デレデレだぁ(笑)、見てて恥ずかしいぞ(笑)。
深刻な顔のアヤセ。何かと思えば、福引きとは………。あまつさえ、滝沢に金を貸してくれと言って呆れられる始末。
途方に暮れる、4人の前にさらに半ナマ(笑)囚人の脱走。でも、やる気出してるときにあれなんですが、そんなに悠長に今までを振り返ってたら、ロボターを人質にとられてもしょうがないわなぁ。まあ、お約束なかんじで、捕まえられましたけど。
最後の最後で途方に暮れるTRに、突然の直人に訪問。直人らしい、ちょっとひねくれた助け方がイカス!シオンのプレゼントに、ちょっと照れてる直人がいい感じ(笑)。
そして、またもや最終回みたいなノリのED。やっぱり世紀の変わり目ですからねぇ。12/31に放送があること自体、TRって、狙ってるなぁと感じずにいられません(笑)。
21世紀もよろしく!未来戦隊タイムレンジャー!そして、東映戦隊ヒーローシリーズ!
Case File.44 時への反逆
「ホタルくん」って、随分可愛い趣味だねぇ、ドルネロ(笑)。
さて、「歴史を変えない」ためには、今の自分の立場や父親の死を受け入れなければいけないという苦悩。また、戦っている仲間達を放っておくしかない、戦いに参加することも許されない。それよりも、もう二度と会うことすらないかもしれない、という不安。もがき苦しみ、敗北感に打ちひしがれる竜也に、母が語る父の過去。父もかつて、自分と同じように戦い、破れた……浅見という名に。
しかし、母は続ける。父は後悔していない、父の戦いは終わっていないと……。
悩む、悩む竜也。横断歩道の中央分離帯で立ち止まる描写が、まさに彼の心情を表していていい感じ。そして、立ち寄ったトゥモローリサーチで、瀕死のタックが告げるユウリ達のピンチに、ついに竜也爆発!まだ、自分の戦いは終わらない!時を同じくしてユウリ達もリュウヤ隊長の態度に爆発寸前!未来を変えるために戦ってきたTRが、未来を変えないために戦って納得するはずがない!
ついに竜也と合流したユウリ達。竜也の機転でついにG-ゾードを撃破!やっぱり戦い慣れている竜也の方がリュウヤ隊長よりも戦い方は上?とりあえず30世紀消滅の危機は去った。しかし……。
リュウヤの言う、ギエンの歴史の役割また、圧縮冷凍しない理由。2001年の地上の大消滅。結局大きな謎は解決しない上に、新たな謎がでてきて、うーむ、いまいちスッキリしないなぁ。また、おそらくユウリの頭をふとよぎった疑問。変わった歴史ははたして自分たちのいた未来にどのような影響を及ぼすのか?
しかし、ラストのクリスマスパーティはみんな楽しそうでしたねぇ。いつの間にか、とってもラブラブになってるドモン&ホナミ。ものすごくベタベタしてたぞ(笑)。さて、後はツッコミ三昧(笑)。ドルネロとリラ、随分と楽しそうだねぇ(笑)。しかもドルネロ、似合いすぎ(笑)。直人、また小鳥を飼うつもりなのか?つーか、前回言ってた「シティーガーディアンズは俺がもらう」ってのはどうなったのよ(笑)。ギエン、君のやってる作業を見てると、それはそれで楽しそうかなぁ(笑)と。さらに、エンディングとスタッフロールが重なって、まるで最終回みたい(笑)。加えて、予告編では、むちゃくちゃノリノリに見えるよ、直人さん(笑)。
Case File.43 歴史修正指令
決められていた……
全て決められて歴史。ロンダーズがこの時代にきたことも、竜也がTRになったことも、シティーガーディアンズができたことも全て決められた道。唯一歴史と違っていたのはTRの生存。それすらもリュウヤの手によって決められていた……。あまりの衝撃の事実に愕然とする5人。変えようとしてきた5人は、何も変えられていなかったのか?重い、重すぎる事実!明日を変えるために、必至に戦ってきた彼らの道。決められた道から外れて、切り開いてきた道。それが定められていた道だとは……。ロンダーズとの戦闘ですらロボット戦の予行演習にすぎなかったとは。
しかし、必要なこと以外は何も口にしないリュウヤ隊長。ギエンを生かしておく理由、タイムファイヤーとブイレックスについて、などには一切説明なし。まだまだ隠し事がありそう。浅見の子孫であるといったリュウヤ隊長。しかし、Gゾードとの戦闘での反応を見ると、まだ竜也=リュウヤ説は捨てきれないって感じ。
30世紀消滅の原因である(といわれる)生体戦闘ロボGゾード。こいつも時間移動実験の失敗によって時空をさまよっていたといわれてますが、どーもうさんくさい。一体どのように影響を及ぼしているのかは説明されていないし、「実験に失敗したのはブイレックスじゃ…」というシオンの疑問にも答えないし。ホントはいったい何なんでしょうねぇ?
歴史を変えるな!とリュウヤにいわれ、父の元へ駆けつけた竜也。歴史の道を知らされている彼の胸中は複雑。このまま、諦めてしまうのか?結局明日は変えられないのか?その答えはクリスマスイブにでる!
Case File.42 破壊の堕天使
今明かされるギエンの過去。実は人間だったとは……。大がかりな改造手術によって現在の姿に。そして彼の運命もまた大きく変わる……。機械の体を手に入れたギエンが突然狂ってしまったときの、ドルネロの胸中やいかに。自分のために大けがをし、その大切な友人を助けたことが二人の関係をも変えていく。複雑な二人の関係。やっぱドルネロっていいヤツだよねぇ。人情味があるよね。「リラ、おめぇは昔とかわらねぇなぁ」といったドルネロが少し、淋しそう……。
またしても第三研究所を襲撃しλ2000を手に入れようとするギエン。好きだねぇ、λ2000(笑)。ヘルズゲートの囚人が大暴れして、研究所は大混乱。ついには浅見会長までもが犠牲になり、緊急手術へ。どうなる浅見グループ?!そのときの直人の反応が今一でしたねー。ロンダーズ襲撃!と聞いて、素早く指示を伝えたものの、自分は帽子かぶってるし。いーから飛び出していけよ、みたいな。TF&ブイレックスロボの活躍でロンダーズ自体は退けたものの、後は手術の結果待ち。
ギエンとTRもせっかくのチャンスを邪魔されて大混戦。結局まんまとλ2000を持って行かれてしまうことに。そして、ギエンを解放し、捕まえるチャンスを邪魔した男。様々な謎を握る男。時間保護局隊長リュウヤ登場!全く読めない彼の行動と言動に困惑するTR。自分と同じ顔の男と対面し、一番動揺する竜也。
ドルネロ・ギエン・竜也・浅見会長・直人・タイムレンジャーそしてリュウヤ彼らの運命はどこへ向かうのか?まさに日付は12/23。クリスマス・イブ前日!!
Case File.41 予言者を暴け
偽宗教の話って言うと、ウルトラマンガイアの時も似たようなことがあったような……。あれは予言者自体がギャグでしたが。
ああ、それにしても竜也&ユウリ。いつ見ても中高生カップルみたいな二人(笑)。クラスのお調子者からはやしたてられて意地張り合っちゃうみたいな(笑)。できれば、設定「幼なじみ」で(笑)。
まあ、ヘビーな話が続いてたのでちょうど良い息抜き、ということで。いや、それにしても、ドモンの面白がる様が、浮かれまくってて可笑しいです。ホナミちゃんとうまくいってるからって調子に乗りすぎなんじゃないの(笑)?
オチはケンカするほど仲がいい、ということで。
Case File.40 アヤセ脱退!?
ついにあかされるアヤセの秘密……。オシリス症候群、30世紀でも治療法のない不治の病。アヤセの身を心配するドモン、シオン、ユウリの三人。アヤセの気持ちを知っている竜也は何にも言えず。
ドモンの抑止も聞かず、出動するアヤセ。ついに激突する二人。アヤセの好きにさせたらいいのか?アヤセの体を第一に考え、30世紀に送り返すのがよいのか?感情むき出しにして、激突しあうTR!アヤセとドモン、どっちが正しいのか?地球の平和とか、ワクチンがどうのとか、今の二人には関係ない。人間対人間、個人対個人のぶつかりあい!結論のでないまま、アヤセは駆けだしていく。なすすべなく、崩れるドモン。
この時、アヤセを追って真っ先に駆け出す竜也が新鮮でした。いっつも彼が最後に残って、一言残して行くじゃないですか。それがなかったのが新鮮に感じました。そして、アヤセとともに戦う事を決意したTRのバックに流れるBGM「世紀を越えて」がまた格好いい、というかハマリまくり!「今、立ち上がるぜ、無敵の五人」ってとこで、アヤセをかばいながら立ち上がる様がもう、ぴったり!
今、仲間としてできること。それは気遣うことでもなく、同情することでもなく、一緒に受け止めてやること。それができるのは、ともに戦ってきた自分たちしかいない!「力、それだけじゃ生きられない」そういった彼の言葉が、見ている人にも、直人にも伝わったんじゃないでしょうか?これが本当の友情だ、とは言わないけれど、これも友情の一つのかたちでしょうね。
それにしても、ついに「おしゃぶり」を使われてしまったギエン。すっかり幼児化してヘルズゲート送り?このまま出番はあるのか?