春先の低温で遅れていた名物「吾妻姫筍」も、6月の声とともにほぼ例年並みに戻り、筍狩りの人は今2番目のしゃくなげGより上部に移っています。登山道の雪もほぼ消えて、今は大凹付近の雪田だけになってきました。残雪で道に迷う心配はまずありませんが、この時期は雷雨やガスが大敵です。山へ入る方は、くれぐれも天気の状況を見極めてください。
グリーンシーズンの｢天元台高原｣は、ロープウェイの観光客が増えているようです。この時期“山形”と言えば・・・そう！サクランボ！！と、言うことで、サクランボ狩りの往き帰りや白布温泉での湯治のついでに脚を伸ばすお客様が多いようです。
さて、西吾妻山方面のトレッキングは、これからが高山植物の最盛期！雪解けの高層湿原には様々な可憐な花が咲き誇りますが、現在はカモシカ展望台までの登り道で、ミツバオウレンが白い清楚な花をつけています。すでにチングルマやイワカガミも早いところでは咲き始めており、まもなく一面のお花畑が見られそうです。たくさんの可愛い花たちが風に揺れる姿は、疲れた身体と心に一服の清涼剤です。
グラススキーは相変わらずマイナースポーツ！あまり滑りに来る方はいらっしゃいません。ところが、昨今のカービングスキーの台頭で、関係者の間では今注目のオフトレスポーツです。全くと言って良いくらいズレが無い滑走感覚は、まさにカービング！興味のある方はぜひ、チャレンジを。ただし、いきなりの滑走は危険を伴いますから、できればミニレッスンでも受けてからが無難かな。毎週末は地元「スポーツ少年団のちびっ子スキーヤー」がお手本を見せてくれますヨ。
これから下界が熱波に襲われる8月下旬まで、天元台高原はまさに別天地。都会の生活に疲れたら是非是非、陸の孤島｢天元台高原｣へ、足をお運び下さい。遊び相手がいなかったら、どうかお気軽に声をかけてくださいネ！

その他ご質問はお気軽に。Ｐｅｋｏ’ｓへ。

最新画像