「じゃんけんぽん」をなぜするのだろうか。
・一定のルールをもった遊びに入る準備かな？
・声がけやしぐさが面白いからかな？とすると、遊戯遊びの準備段階といえるのかな？
・相手が（担任が）何を出すかわからない、あるいは予測して遊ぶ面白さかな？（そういえば、その頃の段階は、おそ出ししても同じものをまねるなあ）
・かくれんぼも同じような理由なのだろうか？

２段階

　１　簡単なルールのある遊びをする

・じゃんけんぽん、かくれんぼ
・おもちゃやボールを使った遊び
・担任との間でつくったルールや自分で工夫してつくったルールなど

　２　順番とか交代とかの意味が分かり、わがままを言わないで遊ぶ

・気持ちの切り替えや耐性。

　３　玉入れ、カルタ取りなどで遊ぶ

・速さや量などを競う遊び
・結果に対しての気持ち（勝つことでの喜び、負けることでの悔しさ、耐性、再チャレンジするたくましさ）

　４　簡単な遊具で遊ぶ

・おもちゃそのものの特性を理解しての遊び。
・スイッチの操作、こまの進め方、ルールを守った遊びなど

　５　シーソー、鉄棒などで遊ぶ

・よりダイナミックに体を動かした運動。
・普段味わえない姿勢や感覚を味わわせたい。
・「気持悪くなるからしたくない」などということもきちんと受け入れる。

　６　補助具付きの自転車に乗って遊ぶ

・基本の運動能力。
・自分の意志で動かし自由に移動することができる楽しさを味わわせたい。

　７　指示されて、遊具をゆずる　

・気持の耐性
・ゆずる行動やことばがけ（具体的なコミュニケーション行動）

　８　自分の使っている遊具などを取られそうになったら、返してもらおうとする

・力づくで取り返そうとする行動・・・そのことは段階や性格としても当然であり、次の段階としてことばやしぐさなどでの意思表示。それでも解決しない場合は、他の人を頼るなどの問題解決のためのコミュニケーションを教える。
・取り返したいが何もできない・・・そのことも段階や性格としても当然であり、次の段階としてことばやしぐさなどでの意思表示をしてもいいこと。。それでも解決しない場合は、他の人を頼るなどの問題解決のためのコミュニケーションを教える。

３段階

　１　友達と一緒に、いろいろな遊びをする

・担任との遊びから同年代同士の遊びへの発展。
・子供同士の中での遊びを通した学び、ルール、コミュニケーション、遊びの拡がりなど。

　２　テレビの番組を自分で選んで視聴する

　３　遊びにじゃんけんを使う

　４　自分で遊びを選んだり、考えたりする

　５　グループを作り、ルールを守って遊ぶ

　６　仲間に入れない友達を誘って、一緒に遊ぶ