イメージを深めましょう!

ひとやすみしながら、学習内容のイメージを多面的な観点で深めてはいかがでしょうか?

観点例 項目例 具      体      例
実態にあっていますか? 生活年齢 年齢に応じた名前の呼び方や話しかけをする。
発達段階 学習段階としての妥当性を図る。
生活や学習経験 これまでの経験を踏まえた学習活動を設定する。
生活環境 実際の生活に合った学習活動を設定する。
他の発達検査 各種検査からの実態を把握し適切な学習活動に結びつける。
児童生徒自身の想いは? 学校生活 普段の生活や会話などから、児童生徒の気持ちや願いを把握する。
家庭生活 家庭での生活の様子からも、児童生徒の気持ちや願いを把握する。
保護者の願いは アンケート 保護者の願いを汲んだ学習内容にする。(「個別の指導計画」に関連)
懇談会・おたより 保護者との連携を深め、家庭と学校が互いに協力し合える環境づくり
効果的な学習形態は? 個別 ・学習活動のねらいを明確にし、より効果的な学習形態を柔軟に使い分ける。
・集団及び交流学習では、互いの児童生徒にメリットがある配慮や工夫を行う。
小集団
大集団
交流学習
教科の構成は? 単一教科 ・学習活動のねらいを明確にし、より効果的な学習形態を柔軟に使い分ける。
・スキル的な学習や実践的な学習などに応じた設定の工夫。
合科
地域の特色は? ・商店
・工場
・田畑
・特産物
・自然、季節
・施設
・交通機関
・人々etc.
・地域の特色を生かした学習内容を設定する。
例えば
・交通機関を利用した買い物学習
・学級園やぶどう園で、秋の味覚を楽しむ
・スキー場や、スケート場の利用など
を生活単元学習として組み、文字や看板を読む、お金を使う、数を数える、物を並べる、道具を使う、指示での行動、公共施設の利用、生活を広げるなど多面的実践的な学習内容を設定する
生き生きとした姿のための工夫は? ・学習場面の設定
・興味・関心
・教材教具の工夫
・児童生徒の実態把握などを手がかりに、生き生きとして学習に取り組める配慮や工夫をしっかり行う