生活科の各観点の各段階が、発達段階においてどのような位置にあるのかを、S−M社会生活能力検査に照らして合致する項目と各段階を抽出した。表内の数字は、各段階の数字である。


・基本運動については、Tですでに2段階であることから、1段階をそれ以前の運動でとらえる必要がある。
・その他にも、2、3段階で初めて出てくる項目があり、それ以前の発達段階やその他の項目の発達の様子と関連させながら把握する必要がある。
・基本的な生活習慣に関わる項目については、UVWでおおよそ3段階であることから、成長段階においていかに大切な時期であるかということを改めて認識することができる。
・3段階以降については、それまでの発達段階を基本に裾野を広げつつ質的に発展させていくことが課題となる

項目/S-M段階 T U V W X Y Z
○歳○カ月 0.6〜1・11 2・0〜3・5 3・6〜4・1 5・0〜6・5 6・6〜8・5 8・6〜10・5 10・6〜
基本運動
造形遊び
身 な り
食   事
用   便 1・2
交   際 1・2・3
清   潔
物の区別
日常生活のきまり
自分と家族
いろいろな遊び 2・3
交通安全
来客の取次ぎ
寝 起 き
地域行事
危険防止
掃   除
交通機関
金銭の扱い